働く以上は、自分に合う職場で働きたいと考える人は、多いのではないでしょうか。
自分に合った職場を見つけるためには、どんなことを工夫したらよいのでしょうか。
一番重要なのは、自分がどんな職場で働きたいかをはっきりさせることです。
そのためには、まず、これまでの自分の判断基準を振り返ることです。
これまで、どんな情報を重視し、どんな要素を切り捨ててきたかを、洗い出していきます。
楽しかったことや大事にしてきたものが見えてくるはずです。
早速、紙を用意し、自分の考えていたことや優先していたことを書きだしてみましょう。
今までの思考の流れがわかってくるはずです。
たとえば、
収入を重視してきたのか、
他人からの評価を重視してきたのか、
目標達成を重視してきたのか、
などといった特性が出てくるでしょう。
また、過去の基準でもいいのですが、どうせなら、新しい自分の基準を作るのもいいかもしれません。
いままで、お金を重視していたけど、やはり、人が喜ぶ顔をもっと見たい、やりがいのある仕事がいい、と考えを改めるのもいいでしょう。
この際、まず、自分の長所を見つめなおすのもいいでしょう。
誰にでも優しく接することができる
細かい作業が苦でない
作業が丁寧
仕事が早い
何でもいいので、ひとつあると、それを伸ばすことができる環境を探すのもいいでしょう。
このとき、苦手なことにも目が行くかと思いますが、苦手なことというのは、やはり、なかなかなくなりませんので、長所をより際立てることで、目立たなくする程度に抑えておくほうが賢明です。
さて、新たに仕事を見つける場合、こういった自分の価値観が明確であれば判断がしやすくなります。
目指すポイントが見えない限りは、仕事探しでも着地点を作れないままの状態です。
また、ゴールが見えない要因として、仕事に関する知識を持っていないという場合もあります。
わずかな情報だけで自分に合った職場を選ぼうとすると、やはりうまくいかないものです。
自分の適性を理解することと世間にある仕事の内容を知ることの両方が、職場選びでは必須であるといえるでしょう。
仕事に関する知識がわからない場合は、プロに頼ってみるのも手ですよ。