歯科衛生士が効率的に就職活動をしたいと思ったときに、ネットで最新の求人情報を確認するという方法が一般的です。
外出中でも、短い休憩時間の間でも、ネットに接続して得られる情報は重宝しますが、ネット以外でも情報の入手手段はあります。
学生なら、通っている学校の就職を担当している課を利用するといいでしょう。
大学や専門学校と企業との間に信頼関係があるために求人の枠が設けられていることもありますし、新卒者にぴったりの情報もあります。
また、就職情報雑誌は、以前は盛んに利用されていました。
今でこそ主流はネットに移行していますが、情報誌は現在でも十分に充実しています。
以前は、有料で本屋やコンビニで購入していたものですが、いまや無料で手に入るものが主流で、
駅構内およびその周辺
スーパーやショッピングモール
飲食店
といったところに、ラックの中に置いてあります。
誌面の情報は、読み直しや付箋などでの把握がしやすいので、情報をまず網羅したいという人に適しています。
ここだけの耳より話を知りたい人や双方向で情報を得る機会が欲しい人は、先輩の経験談を聞くという手段も存在します。
他の人は知らないような医院の内情を知ることで、面接で説得力のある話ができたり、志望動機を固めやすくなったりします。
この医院で勤めたいというところに、先輩や知り合いが在籍していたら、会って話を聞くという機会があってもいいでしょう。
また、歯科衛生士を対象にした、合同就職セミナーが開催されることもあります。
合同就職セミナーには、人材を募集している医院が一つの場所に集まっているので、多くの医院を知りたい時に便利です。
こういったセミナーでは、
就職活動の進め方や
自分に合った医院の探し方、
実際に働く人の声
なども聞くことができますので、就職活動を強力にサポートしてもらえます。
今まで特に関心を持たなかった医院でも、よく知ってみると興味がわいてきて、応募したくなることもあります。
いつも同じような方法で情報を探していても、いつも似通った情報しか得られないこともありますので、時にはいつもと違う手段を使ってみるのもいいでしょう。
