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歯科衛生士学校に行くなら大学か短大か専門学校か?大学編入も可能!

歯科衛生士になるために歯科衛生士学校に行く必要があります。

その際、大学、短大、専門学校の歯科衛生士学科へ進むことになりますが、どこへ行けばいいのでしょう。

結論からいえば、歯科衛生士学科を卒業、歯科衛生士の国家試験に合格さえすれば、基本的にはどこの歯科衛生士学校へ行っても、歯科衛生士にはなれます。

ただ、どこの学校を卒業するかで、学歴は変わってきます。

大学を卒業すれば、学士、
短期大学(短大)を卒業すれば、短期大学士
専門学校を卒業すれば、専門士、

という称号が与えられます。

この中で、専門士は、1994年に設立、短期大学士は、2005年に、準学士から変更された称号です。

これらの称号の変更は、

専門士は、以前は、専門学校には授与される称号は存在しなかったのですが、社会的評価の向上と生涯学習の振興を目的とし、
また、短期大学士は、以前の準学士はあくまで日本固有の称号であったのに対し、国際的は通用性を伴う学位として認めた、

といった背景があります。

特に、専門士の称号を受けたものであれば、大学3年次への編入学が認められるようになったり、かつては短大卒業や大学2年次修了などが条件とされていた国家資格の受験資格が与えられるようになり、その社会的地位の向上および、社会の門戸が広がりました。

専門学校卒業者そのものの地位も向上し、さらに、大学への編入も可能になったわけですが、歯科衛生士になるといったときに、これらの称号、いわゆる学歴については、どのように考えればよいのでしょう。

まず、歯科衛生士は、大学、短大、専門学校問わず、これらを卒業し、国家試験に合格すれば、誰でも歯科衛生士にはなれます。

また、特に、歯科診療所への就職を考えている場合は、基本的には、大学、短大、専門学校といった学歴は関係なく、また、一般的な就職の際に壁となるともいわれている卒業大学の偏差値の問題も大きな問題とはなりません。

ですので、1年でも早く働きたいと思った場合は、専門学校や短大でも有効です。

では、逆に、歯科衛生士になりたい人が、大学に行くメリットを考えてみましょう。

まず、今まで伝えてきたように、大学卒業という学歴と学位がもらえます。

もし、仮に、歯科衛生士ではなく、ほかの職業に就きたいと思ったときに、求人に、大学卒業を条件としている会社や職場もあるのも確かなので、そういったところへ就職するための条件は満たすことができます。

大学を卒業するというったことは、そういった意味では、つぶしが効くともいえるでしょう。


専門学校卒業の場合は、ほぼ100%歯科衛生士という道に進むことになりますし、もちろん、大学卒業の場合でも、歯科衛生士になる人がほとんどなのですが、選択肢が増えるということはあるかもしれません。

また、先にも述べたように、特に、歯科医院への就職を考えているなら、あまり、学歴も気にされないところも多いので、大学にこだわる必要はないでしょう。

ただ、大学病院や総合病院といったところや保健所などの公的機関、一般企業などへの就職を考えているのなら、大学を選ぶと有利ともいわれています。

もちろん、専門学校や短大からでも、このようなところへの就職は不可能ではありませんが、もともと競争率が高く、歯科衛生士の90%が診療所で就職するという中、その狭き門を突破できる能力を有する必要はあります。

それを取得するには、学歴を取得するというのが、残念ながら、一番手っ取り早く、現実的ともいえるのが現状です。

というのも、専門学校では、歯科衛生士になるためのことを集中的に勉強しますが、大学では、一般教養も合わせて学びます。

その分、見分が広がります。

そして、梅花女子大学の看護保健学部 口腔保健学科を例にとると、

・歯科衛生士国家試験受験資格

のほかに、

養護教諭一種免許状(選択)
・レクリエーション・インストラクター(選択)
・医療管理秘書士(選択)
・診療実務士(選択)

といった資格や免許を取得することができます。

特に、学校の保健教育を担う養護教諭の免許状取得は、教員という職業への道にもつながり、非常に魅力的です。

さらに、大学院への進学することもでき、さらに、学びを深めることも可能となります。
これらのようなことが、歯科衛生士になるために、専門学校より大学を選ぶほうがよいメリットとなります。

さて、先に述べたように、専門学校を卒業すれば、大学へ編入することが可能となっていますが、編入は得なのでしょうか?

実際、入学段階で、大学へ入学できるほどの学力がなかった場合、大学へ編入できるというのは、得なような気がします。

ただ、専門学校では、3年間で卒業しますが、大学では、3年時に編入することになります。

そのため、1年多く学校に通うことになり、その分、お金も多くかかることになります。

やはり、大学で学びたいと思っているなら、最初から、大学を目指すのが得策といえそうです。


なお、ここ最近、歯科衛生士校の4年制大学が増加しており、平成29年4月には、大阪歯科大学東京歯科大学短期大学に、医療保健学部および歯科衛生学科が新しく開学されました。

新学部の新設に伴い、それまで、大阪歯科大学東京歯科大学短期大学が運営していた、

大阪歯科大学 歯科衛生士専門学校
東京歯科大学 歯科衛生士専門学校

は、平成29年度以降、学生の募集が停止されています。

このように、歯科衛生士になるための学校も、専門学校より大学というようになっているようです。

専門学校では、

・学校数が大学より多く、身近に学校がある
・大学より容易に入学できる
・大学と比べて1年早く働き始めることができる
・学費が安い

大学では、

・より学術的な知識を身につけることができる
・時間的に余裕を持って学ぶことができる
・専門知識のみでなく幅広い教養も学ぶことができる

といったメリットがありますが、これらをふまえて、進路を考えてみてくださいね。